野生の楽校 主催
伴 昌彦
ばん まさひこ
自分の中の野生を取り戻す、ということをコンセプトに、野生の楽校を主催。野生にあこがれ、元野犬に仕えるひ弱な文明人ですが、農業者「野生農園ザ☆ばん」として、主に無農薬・無肥料・不耕起の農法で野菜を栽培し、野菜にも宿っている野生の力を感じています。
『野生の楽校』では、様々な講師の方々をお招きし、時にはフィールドワーク、時には座学を通じて、かつて野生の世界に身を置いていた私たちが、どんな心や身体を育んでいたのか。私たちの周りの世界、そして私たち自身に、どうやって野生を取り戻せるのかを皆様とともに探っていきたいと思っております。
野生の楽校とは
「野生」
私たちのコンセプトは「自分の中の野生を取り戻す」ことです。
文明を発展させる過程で、人間は快適さや便利さと引き換えに、たくさんの力を失ってきました。
動物や虫と共存したり健全に争ったりする力、他と助け合う力、自分で病気を治す力、自分の頭で考える力、生きる力…。
そんな野生の力が、昨今ますます失われているように感じます。
野生の力を失った人間は、人間のコントロールが効かない自然を恐れ、そこら中を人工物で埋め尽くしたり、病気をおそれて医療に依存したり、全てをその時点で優勢な技術で解決しようとします。
自然をコントロールしようとするのもまた、人間という動物の持つ性質であり、自然なことかもしれませんが、人間も本来は大きな自然の一部。
過剰にコントロールされた環境下では、本来生き物が持っている病気に抵抗する力が衰えたり、ストレスを感じて自然を求めたりします。
しかし自然を求めた時に周囲を見回してみても、多くの場合そこには人間の過剰な手が入り、生態系のバランスが崩れて劣化しています。自然もまた野生の力を失っていると言えるのかもしれません。
長い目で見れば、劣化した自然も人間の文明が終焉を迎えた後、回復して新たな生態系を構築していくでしょう。
でも野生と調和した文明が作れたら、社会はもっと楽しく面白く、長持ちするのではないでしょうか。
野生の楽校は、そんな新しい文明を作るきっかけのひとつになることを目指しています。
身体の使い方、病気を防ぐ力の高め方、先住民の知恵、自然再生の手法、生態系と調和した食糧生産の手法…そんなことを楽しく学び、模索していく楽校(がっこう)です。
「楽校」
『野生の楽校』の”ガッコウ”には”学”ではなく、”楽”の字を当てています。それは、私たちのフィールドは確かに学びの場ではありますが、ただ詰め込むだけの勉強ではなく、”楽”(精神的・身体的に満ち足りて快適である。※日本国語大辞典より)を持って学ぶ場であることを目指しているからです。
また、”楽”の漢字としての成り立ちは、クヌギの木の先端に鈴(白)をつけ、その棒の先端にドングリで飾りつけた神事に使う道具から象形されたものです。
私たちの提案するカリキュラムの一つ[食べられる森づくり]のフィールドにもクヌギ(どんぐり)の木が自生しています。
かつて、喜びを持って神事を行なっていた”楽”の想いを[食べられる森]のドングリに馳せながら、忘れていた野生を少しずつ取り戻していきたいと願うのです。
”野生”へのガイドたち
『野生の楽校』の講師の方々をご紹介
講座一覧
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