2023.12.10
Photo:Junichiro Morinaga
Text: Kayo Arita
野生の楽校ワークショップ 第4回目は、~食べられる森への道~
「いよいよ!樹を育て始めつつ、冬でも食べられる草を探して天ぷら会」です。
講師としまして、環境再生に取り組む林業家・平井さんと
藤野の植物博士・池竹さん、をお迎えし、
神奈川県相模原市緑区の旧牧郷小学校の裏庭にて2023年12月に開催されました。
食べられる森を目指しつつ、実はもう、ちょっとは食べられる森なんです。
野草の天ぷらと言えば、春や初夏のイメージですが、冬でも探せばきっと食べられるものがあるはず!
食べられる植物のことなら何でも知ってる葉っぱ―池竹さんに教わりながら、参加者一同美味しい葉っぱを探します。草を摘みながらも、できた穴に枯れ葉を突っ込んで環境改善。
ウシハコベ、ヤエムグラ、カラスノエンドウ、ノビル、アザミ(根っこ)、ヨモギ。
かなりの量を摘みましたが、天ぷらにして美味しくペロリと完食でした。
みんなで協力し合って火の番をすれば、薪でもカラッと揚がる!
今回は米油を買ってしましたが、これから椿を植えて椿の実から油も絞ろうと盛り上がりました。
天ぷらできるほど取れるのは難しいけど、油の大切さが良くわかりますね。
午後からは、焼き杭に樹の名前を書いて樹の横に打ち込みました。
焼いて炭になっているところが土中で微生物の棲み家になり、空気と水も通るようになります。
自分で名前を書いた樹に、また会いに来れるのが楽しみにも。
自然の中に生きている、生かされている感覚をどっぷり味わえた1日となりました。
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